自己評価が低い人のメリット・デメリット
自己評価が低いことが、かえってその人物の魅力や特質を伸ばすきっかけになることさえあるのです。
そこでここからは、自己評価が低いことのメリットとデメリットの両方について詳しく見ていきましょう。
根拠のない自信を持たず冷静でいられるメリット
根拠なく自信満々で自己評価が肥大している人は、周囲から嫌われたり反感を買ったりすることが多いもの。
他方で、自己評価が低い人は他人からのお世辞を真に受けることなく、等身大の自分を客観視できます。
今の自分に足りないものを冷静に把握して謙虚な行動がとれるため、自己評価が低い人は自信過剰な人と比べると周囲から好感をもたれやすく、また人間としての伸びしろも大きいと言えるでしょう。
自省して努力ができるメリット
自己評価が低いと自信がもてないもの。だからこそ、どうすればよりよい自分になれるのか、他人に認めてもらえるのかを真剣に考え、そのために努力をするようになるでしょう。
コンプレックスや自信のなさは、努力をするモチベーションになりうるのです。自己評価が低い人からすると自信に満ち溢れた人が羨ましく感じるかもしれませんが、自分に満足するということは伸びしろをつぶしてしまうということでもあります。
「自己評価が低いからこそ、努力を怠らずにいつまでも成長できる人間でいられる」とポジティブに考えましょう。
周りに流されやすいデメリット
自己評価が低いことにはメリットもありますが、安易に周囲に流されてしまうというデメリットも…。
自分の考えに自信がもてないため、たとえ間違っていると薄々感じていたとしても同調圧力に負けて周りの意見に流されたり、権威的な人に従属してしまうのです。
「人に嫌われたくない」という気持ちのあまり、自分の気持ちを押し殺してまで周囲に過剰に合わせようとしますし、嫌なことでもノーと言えません。
その結果、自分の心に背いた行動をとってしまい、強いストレスを感じたり後悔の念にさいなまれることもあるでしょう。
生きづらさを感じるデメリット
自己評価が低い人物は自分軸ではなく他人軸で生きているため、他人の言動にひどくふりまわされ、精神的なストレスを溜め込んでしまいがち。
常に他人の視線や評価に怯えながら暮らしているため、心が休まるときがなく、自分らしい人生も歩めません。あなた自身の人生であるはずなのに、他人に支配された人生を歩まざるを得なくなるのです。
あなたのことを考え、あなたが間違った行動をとってしまった時に建設的な批判をしてくれる人の言葉に耳を傾けることは大切です。
ですが、ただあなたを傷つけるために感情的に批判をしたり意地悪な言動をとってくる人のことを過剰に気にしていては、幸せな人生が遠のいてしまうでしょう。
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