お調子者の心理とは?
ここからは、お調子者の心理を探っていくことにしましょう。
場を和ませたい
仕事でミスをした時には、上司に怒られることもありますよね。怒られて落ち込んだ人がいる場合、職場が暗い雰囲気になることはよくあります。
また、ミスを指摘して怒った方もいい気はしないでしょう。お調子者は普段から周囲をよく見ていて、こうした雰囲気の悪さに敏感に気づくことが少なくありません。
ただし、怒った人と怒られた人の心理に配慮するというよりは、自分自身が雰囲気の悪い場にいたたまれないという心理になっています。
そのため、自らの心理的苦痛を取り除きたい一心で、場を和ませようと一生懸命になるのが特徴です。
人を喜ばせたい
もともとお調子者は明るい性格の人が多いため、人が喜んでくれるのを見るのが大好きという心理を持っています。
その結果、どんな時も人を喜ばせたいという心理が働き、場を盛り上げようと冗談を言ったり、ふざけてひょうきんな行動をとっていると言えるでしょう。
そんな様子を見て「職場でふざけるなんて不謹慎な」と感じる人もいるでしょうが、人を喜ばせたいという心理がサービス精神につながっています。
このサービス精神旺盛なところが、どうしても職場では目立ってしまい、「ノリの軽いお調子者だな」と思われてしまうわけです。
本当の自分を見せられない
お調子者はそのノリの良さから、どんな人にでもすんなり心を開いて付き合っていける人と思われがちですよね。ですが、実際には本当の自分を見せるのが苦手という心理を持っています。
人に対して素の自分を見せた結果、嫌われるのではないかと心配するあまり、本当の自分を見せることができません。
そのため、誰にも本当の自分を知られないようにと、あえてお調子者を演じているケースが少なくないのです。
こうした心理になる原因がある場合もあれば、本当の自分を見せるのがそもそも苦手なケースもあり、見た目からは想像できない心理と言えます。
実は怖がりで臆病
お調子者の人は、見た目の明るさやノリの良さ、ひょうきんな言動とは裏腹に、実は人間関係に対して臆病な心理を抱えています。
そのため、人から嫌われることを極端に怖がるあまり、何とかして嫌われないようにと明るく振る舞い続けるのが特徴です。
こうした心理は、「人間関係で傷つきたくない」という気持ちから来ており、過去に人間関係で傷ついた結果、お調子者になる人も少なくありません。そこには「もう人間関係で傷つくのはイヤだ」という心理が隠れています。
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