理不尽な上司への対処法【実践編】
できないことは「できない」と伝える
理不尽な上司の無茶ぶりや言いがかりを黙って受けていると、だんだんとエスカレートしてくることが予想されます。いくら上司でも、理不尽な要求であれば、部下にも断る権利があると心にとめておいてください。
ヘコヘコしたり、謝ったりを繰り返していると「こいつは何を言っても大丈夫」だと思われてしまい、どんどん追い詰められてしまうのです。
これはいくら何でも理不尽な要求だと判断したら、キッチリかつ冷静に「NO」と意思表示をしてください。そうすることで理不尽な無茶ぶりや言いがかりは減るでしょう。
部署の異動を検討してみる
部署の異動など、厚かましくて申し出ることができないと考える日本人はとても多いです。しかし、どう対処しても改善されない理不尽な上司に対し、自分にできることはしなければなりません。心がつぶれてしまう前に、部署異動を申し出て物理的に距離がおけるようにしてください。
異動願いが通るかどうかは分かりませんが、上司への抗議や改善要求の意思表示にはなるでしょう。
「上司が嫌だから」という一方的な意思表示をするだけではいけません。あくまでどう対処しても改善されないこと、他の部署でも自分の力を出せることを訴えてください。
同僚などを味方につけておく
向こうは上司なのですから、部下である自分が1対1で戦えるはずはありません。理不尽な上司に対して、同僚や自分の部下も何らかの不満を抱えている場合も多いことが考えられますので、同僚などを味方につけておくことをおすすめします。
同僚などを味方につけておくと、お互い辛い時にフォローしあえますし、何より「一人ではない」という気持ちになるため、心も軽くなるはずです。
普段から、周囲とのコミュニケーションは密に取り、周囲の人間を大事にすることを考えてくださいね。
仕事を完ぺきにできるようにしておく
職場で自分の立場を守ろうとすると、一番手っ取り早くて確実なのは「仕事を完ぺきにすること」だと言えるでしょう。
仕事が完ぺきだと、隙がないため、理不尽な上司も無理な要求を出しにくいものです。逆に仕事ができなくて自信がなさそうな部下がいたら、これ見よがしに理不尽な要求をしてくるでしょう。
「仕事ができる」という人材になることが、最大の防御になると言って過言ではありません。理不尽な上司へ意識を取られることなく、自分の仕事に集中するように努力してください。
理不尽な上司である証拠を残す
あなたの職場にいる理不尽な上司の言動は、パワハラやセクハラではありませんか?会社の上層部や相談窓口に訴えるにしても、やはり証拠が必要ですから、普段からボイスレコーダーに録音したり、メモを書いて記録を残すようにしてください。
我慢の限界まで来たら、この証拠を出して行動に移す!という気持ちでいるだけで、理不尽な要求にも耐えられるようになるでしょう。
最終的に訴えるかどうかは不明でも、普段から証拠を残しておくことで「自分は弱くない。いつか仕返しすることもできるんだ」という強い気持ちを持てるようになるのです。
資格取得や転職活動などを始めてみる
理不尽な上司に耐えられない、でも会社も動いてくれない、八方塞がりの時は絶望感を感じることもあるでしょう。
そんな最悪の状態のときにおすすめなのは、資格取得や転職活動に挑戦することです。高度な資格を取得したり、転職に向けて情報収集などをすることで「この会社にこだわる必要はない。いつでも辞められるようにしておこう」と強気になれるでしょう。
資格取得や転職活動は、やっておいて損はありません。資格取得は自分のスキルが磨かれますし、転職活動をすることで自分の今の実力も目に見えて分かるはずです。
最悪の場合の保険として、さまざまなことに挑戦する気持ちを持っておきましょう。
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