体験談から考える「人が嫌い」と考えている人の心理
ここでは、実際の体験談を元に、「人が嫌い」と考えている人の心理を紐解いていくことにします。
人の悪いところばっかり目について…
「人は誰しもいいところもあれば悪いところもあると頭では分かっているんだけど、どうしても悪いところばっかり目についてしまいます。これって、やっぱりもともと人が嫌いだからなんだろうなと思うんですよね」(23歳/女性/事務職)
長所もあれば短所もあるのが人間です。どちらを見るかによって、相手に対する印象は随分変わりますよね。
人の長所を見ることができれば、短所があっても目をつぶれますが、人が嫌いな場合、どうしても悪い面に目がいきやすくなります。その結果、「あっちもこっちも嫌いなところだらけ」となってしまい、必然的に「あの人、嫌い…」となってしまうのでしょう。
人に裏切られるのが多いので嫌になった
「前にいた職場は『みんなで協力し合って仕事をしよう!』というのではなく、『どうすれば周りを蹴落として自分が上に上がれるか』を考える風潮が蔓延していました。
もともと、人を蹴落としてまでという考え方ができない性分なので、何かにつけて人に裏切られることばかり。『人間ってこんなに嫌なものなのか』と思い知らされ、人が嫌いになりました」(24歳/男性/営業マン)
会社がアピールする社風が非常に良いことばかりなのは、宣伝だからということが多いです。実際に入社してみると、全く違うことはよくあります。
中でも、働く人同士で足の引っ張り合いをする職場では、周りの人から裏切りに遭うことも多いでしょう。人が嫌いになるのも無理はありません。
家庭環境が最悪だったせいで人が嫌いに…
「父親が酒を飲んでは母に暴力をふるうのを見て育ちました。さらに自分の息子が暴力を振るっているのを見ても、祖父母は一向にとめようとしません。そんな姿を見て、祖父母のことも嫌いになりました。それ以来、どんな人間も好きになれません」(23歳/男性/工場勤務)
人が嫌いと考える人の中には、家族が原因になっている人が少なくありません。きっと、お母さんが暴力を振るわれているのを助けられない自分に対し、ふがいなさを感じたことでしょう。
元凶である父親だけでなく、自らの子供の暴力を見てみぬふりする祖父母に対する怒りもまた、大きかったのではないでしょうか。身内が原因の場合、人嫌いはかなり深刻になると考えられます。
悪く言われている気がしてならない
「仕事でミスが見つかると、まず犯人探しが始まる職場に長くいたので、ヒソヒソ話をしている人を見ると悪く言われている気がしてなりません。実際、自分のミスではないのに悪く言われたことも何度かあって…。それ以来、職場の人が全員嫌いになってしまいました」(27歳/女性/医療事務)
仕事にミスはつきものですよね。その際、ミスをカバーしようとみんなで助け合う部署もあれば、まず犯人探しをはじめ、やり玉に挙げる職場もあるでしょう。
こうなると互いに疑心暗鬼になり、人の仕事には手を出そうとしなくなります。さらに、誰かにミスを押し付けられた経験があれば、「また悪く言われているのでは」と思ってしまうのも当然ですね。
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