「青い鳥症候群」に陥る原因とは?
そこで、「自分は青い鳥症候群かもしれない…」と感じた人のために、いくつかの原因をご紹介しますので、心当たりがないか探ってみてくださいね。
完璧主義な性格
もともと性格的にきちんとした人は、青い鳥症候群になりやすい傾向が見られます。
いくら有能な人でも、すべてを完璧にこなすことなど不可能です。しかし、きちんとしていないと気が済まない性格の人は、どうしても完璧主義になりがち。その結果、「完璧にできなかった。次は絶対にパーフェクトにやらなくては」と思います。
いつしか、完璧でないと落ち着かない気分になったり、居心地が悪く感じたりするのが完璧主義者の特徴です。
こうした「完全なもの」を常に求める完璧主義者の考え方は、理想を追い求める青い鳥症候群に酷似していると言えますね。
親の教育の影響
青い鳥症候群になる人の原因のひとつとして、親の教育の影響が考えられます。青い鳥症候群の親は、できたことを褒めるのではなく、出来なかったことに焦点を当てるケースが多いようです。
例えば、テストで90点を取ってきた時、親に「惜しかったなー。でもよく頑張ったね」と言われたら、子供は自ら「よし、次こそは!」と思うでしょう。
しかし、青い鳥症候群になる人の親は、「なぜ100点を取れなかったのか」と、まずダメ出しから入ります。
こうなると、「90点ではだめだ。100点を取らないと」と思ってしまうのは必至ですよね。その結果、「もっと頑張らないといけない」と考え、よりいっそう理想を目指す思考になります。
周囲にいる人々からの影響も
青い鳥症候群に陥る原因として、自分自身だけでなく、周囲にいる人々からの影響も大いに考えられます。
青い鳥症候群の人は、高学歴の人も少なくありません。学歴が高いことも上を目指す完璧主義者になりやすい原因の一つですが、周囲に高学歴の人がたくさんいるのも特徴です。
自分自身が高学歴な上に周囲の人たちも高学歴だと、どうしても「もっと、もっと」という考え方になっていきがちなのではないでしょうか。
こうした上昇志向が強い環境にい続けたことにより、現実とそぐわない理想を追い求めてばかりの「青い鳥症候群」に陥ってしまうと考えられます。
自己の過大評価
青い鳥症候群に陥る人たちは、ハイレベルな教育を受けることができるなど、恵まれた家庭に育っている人が多くいます。
恵まれた家庭は、当然のことながら収入も多いと考えられますし、快適な環境で勉強ができたことでしょう。結果的に、学歴も申し分のないものになったはずです。
もちろん、高学歴になったのは本人の努力があったからでしょうが、環境に恵まれていたことなどを考慮せずに「自分はすごい!」と自らを過大評価しがちです。
そんな自己に対する過大評価が、「自分にはもっとふさわしい人がいる」「もっとふさわしいものが手に入る」という考えにつながります。これこそまさに、「青い鳥症候群」ですね。
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