舌を出す癖がある人の心理《後編》
恥ずかしいと舌を出す
恥ずかしいことをしてしまった場合、それをカモフラージュしたくて舌を出すことがあります。本当は「恥ずかしくて穴に入りたい…」という心理状況ながらも、そうはいかないので、舌を出して誤魔化しているのではないでしょうか。
相手に褒められて照れて恥ずかしくなっている時も、舌を出すことがあります。褒められると、どのように返したら良いのかわからなくなってしまうため、舌を出して気持ちを表していると考えられるでしょう。
また、アインシュタインは写真撮影の時に恥ずかしさを隠すために舌を出したと言われています。可愛く見せるだけでなく、恥ずかしさを誤魔化すために写真の前で舌を出す人は意外と多いはずです。
媚びる心理がある
相手に対して媚びたい時に、あえて舌を出して幼い印象を持たせようとすることがあります。舌を出すということは、相手に対して親しみを伝える一方で、へり下った態度を見せるという意味もあるのがポイントです。
「自分はあなたに従います」ということを、舌を出すことで示していると考えられるでしょう。相手の懐に入り込みたいと思っているときに、このような仕草をするようになります。
ただし、相手に対して媚びているということは、必ずしも好意を抱いていることには繋がりません。自分の利益になるから媚びているだけで、心の奥では「どうでも良い」と思っている可能性もあります。
緊張している心理状態
人は、緊張すると唇が乾きやすくなるため、舌を出して舐める仕草が多くなります。プレゼンの前や、大切な試験の前に舌なめずりをすることが多くなった場合は、心理状態は緊張の中にあると言えるでしょう。
このようなときは、リラックスできるように配慮してあげるのがおすすめです。緊張をほぐすツボを押してあげたり、ちょっとした冗談を言ったり笑わせたりすると、心理的に楽になるのではないでしょうか。
緊張が解れれば、舌を出すこともなくなるはずです。相手の心理状態を見ながら、落ち着いた気持ちを取り戻せるようにしていきましょう。
パニックになっている
自分では想定していなかったことが起きた場合、気持ちを落ち着かせるために舌を出すことがあります。心理的にはパニック状態になっているので、舌を出していることを意識していない場合が多いです。
もし、舌を出しながら右往左往している人がいたら、パニックになっている可能性が高いと考えられます。冷静な状態になれるように、声をかけてみてください。相手の状況を聞き取り、何をすれば良いのか一緒に考えていけばパニック状態が解消されていくはずです。
パニックの度合いが大きいと、解決できることも解決できなくなってしまうことがあります。手遅れになる前に、助けの手を差し伸べてあげましょう。
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