仕事に疲れた時の心理とは?
疲れた…何もする気が起きない
仕事に疲れた人は、何もする気が起きないという心理状態に陥ってしまいます。例えば会社からようやく家に帰ってきても、ソファに座り込んで呆然としてしまうのです。シャワーを浴びたりご飯を食べたり、好きなテレビを見たりとやることはたくさんあるのに、ぼーっとしたまま動けなくなってしまいます。
これは少しでも刺激を避けて疲労回復に努めたいという心の働きから生じることです。呆然としている時は笑ったり怒ったりすることもなく、また動いてエネルギーを消費することもありません。すべてのエネルギーを回復に回すことができるのです。
ぼーっとしている人を見かけたときは、もしかして疲れているのかも…と気に掛けてあげてください。
現実逃避をしてしまう
仕事に疲れた人に特に多いのが現実逃避をしてしまうパターンではないでしょうか。現実逃避にも色々なパターンがあります。目の前の締め切りから逃避してのんびり一服してしまう人もいれば、作業中頭のなかで南国や北欧にバカンスに行っている人もいるでしょう。
現実逃避は一時自分を仕事のストレスから連れ出し、疲れた心を癒してくれるもの。悪いもののように言われがちですが、決してそんなことはないんです。
ただし現実逃避はいわゆる回避行動。回避ばかりしていると、気がついた時には大きなツケと直面するはめになります。仕事中の現実逃避はほどよく活用して、疲れた心を守ってあげましょう。
休みが多い人を羨ましがる
休みが多い人を羨ましがる…仕事に疲れた人にとってはこの気持ちは無理もないことですよね。心身ともに辛い状況にいる自分から見れば、たくさん休める人が羨ましくないわけがありません。
人は自分にないものを持っている人に対して劣等感を持ち、嫉妬してしまう生き物。ですがそれが向上心の源でもあります。
休みが多い人が羨ましいという気持ちから休みがしっかり取れる会社に転職する人もいれば、異動を願い出て休みを確保する人もいるでしょう。あるいは権利である有給休暇を取得する人もいるかもしれません。
このように仕事に疲れた人にとって休みが多い人を羨ましがる心理はまっとうなもので、それをバネにできる人も多いのです。
仕事を辞めることばかり考える
仕事を辞めることばかり考えてしまうのも、仕事に疲れた人にはよく見られる心理です。自分が休めない原因である仕事を辞めさえすれば、問題は解決しますよね。
仕事に疲れれば疲れるほど、辞めることを考える時間や頻度は増えていきます。人によっては一日中頭から離れなくなることもあるでしょう。
これも一種の現実逃避といえます。今目の前にある仕事から離れ、自分にとってより良い状況を思い描くのです。
人によっては仕事を辞めることを決意し転職する人もいるでしょう。また、人によっては辞めることを考えながらも目の前の仕事を乗り越える人もいるはず。仕事に疲れた人によく見られる心理ではありますが、選ぶ道は人それぞれです。
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