短気な人に共通する特徴は？気が短い原因/心理/改善法など徹底解説

続いては、身の回りにいる短気な人のエピソードをチェックしていきましょう。会社や学校など、さまざまな場所で「この人、短気だな」と感じる人に出会うことがあります。身近に同じような人がいるか思い返しながら、エピソードをチェックしてみてはいかがでしょうか。

そんな事で怒るの？って事で不機嫌になる

「私の友達は、少しからかわれただけで急に不機嫌になってしまいます。親しい友達同士の軽口のようなものなのに、あからさまに不機嫌を顔に出すので付き合いづらいなあと思いますね」（25歳/女性/経理）

短気な人は、怒りを感じるハードルが他の人よりも低いです。周りからすると「普通はそんなことで怒らない」と思うようなことでも、短気な人はイライラしてしまいます。

何気ない会話の中に少しでも気に入らないことがあると不機嫌になり、黙ってしまうこともあるはず。そんな短気な人に対して付き合いにくさを感じている人は多いのではないでしょうか。

いつも何かにキレてて疲れないのかな？

「他の部署の上司が短気なことで有名です。少しのミスでも許さず、いつも何かにキレている印象。そんなに怒ってばかりだと疲れそうだけど…と思いつつ、なるべくお近づきになりたくないと感じています」（27歳/女性/総務）

何かに対して怒りを抱くことは、想像以上にエネルギーを消費します。怒った後にガックリと疲れて、やる気が出なくなることもあるでしょう。しかし、短気な人はキレることが多くても疲れることは少ないと言われています。

感情的になればなるほどボルテージが上がり、キレる勢いが強くなることも。疲れを知らないからこそ、短気な人は頻繁にキレてしまうのです。

何か言うと怒りそうで何も言えない…

「短気な上司と仕事をしなければならなくなった時、『これを言ったら怒るかな』と思うと何も言えなくなってしまいました。結局上司の言いなりで仕事をして、やりがいを感じないまま日々を過ごしています」（28歳/男性/マーケティング）

短気な人が身近にいると、言葉を選ばなくてはならないことが多くなります。仕事相手が短気な人の場合、「相手が怒って仕事が進まなくなったら大変だ」と思い、自分の意見を言えなくなることもあるでしょう。

結果的に短気の人が思い描いているような仕事の進め方になり、周りは我慢しなくてはならないことがあります。短気な人が身近にいることで周りが萎縮し、活発な意見交換ができなくなるのです。

友達がいなさそうだなと思う

「以前務めていた会社の同僚に、すぐ怒る短気な人がいました。自分の都合が悪くなるとキレるタイプで、『絶対に友達がいないだろうな』と思いながら接していましたよ。そう思うと、短気な人はちょっと哀れですよね」（26歳/男性/営業職）

短気な人に対しては「怒らせたくない」という気持ちが勝るので、周囲の人は徐々に距離を取るようになります。気づいた時には友達がいなくなり、孤独な状態になってしまう場合もあるでしょう。

短気な人が性格を直さない限りは、本当に信頼できる友達を得るのは難しそうです。