短気な人の心理とは?
自分が絶対正しいと思っている
短気な人は、自分が常に正しいと思い込んでいる場合があります。周りがどんな意見を言ったとしても、自分が絶対的に正しいと思っているので譲りません。
そして、自分とは異なる意見が出た時に怒り出すようになります。異なる意見は全て悪だと考えているので、全力で否定しようとするのです。たとえ一般的に見て間違っている意見だったとしても、短気な人は自分の意見を引っ込めようとしないでしょう。
自分の意見を突き通すまでは、怒鳴ったり、泣いたり、ヒステリックな態度を取るようになります。そんな短気な人の勢いに負けて、間違っている意見でも受け入れてしまう場合があるはずです。
周囲に認められたい
承認欲求が強い心理状態にあると、短気になりやすくなると言われています。周囲に認められたいという思いが叶えられないとわかった時、「どうして認めてくれないんだ」とキレてしまうでしょう。
感情的になることで周りを威圧し、自分を認める空気を出そうとするのは、短気な人によくあることです。しかし、怒ったことで表面的には認められたとしても、本質的に認められたことにはなりません。
本人もそれを薄々と感じているので、少しでも認められていないそぶりが見えると、また怒り出すようになります。このようなことの繰り返しだと、短気な人が本当の意味で認められる日は訪れないでしょう。
自分を守りたい
自己防衛本能が強くなると、気が短くなることがあります。自分のプライドを傷つけられる前に相手を威嚇し、追い払おうとする本能が働くのでしょう。少しでも自分のプライドが傷つけられることが起きたら、短気な人はすぐに怒り出します。
こういったタイプの人は、実はとても傷つきやすいことが多いです。傷つきやすいからこそ、「とにかく自分を守りたい」という考えが優先になってしまいます。短気になって怒り、周りの人を傷つけてしまったとしても「自分を守れたのだから良い」と思うはず。
こうして自分を守っていると、周りの人は短気な人の元から去っていきます。結果として、「身近には敵だらけ」という状況を自ら作り出してしまうのです。
周りが自分に追いついてほしい
頭の回転が早かったり、他の人よりも実力が備わっている人は、「どうして周りが自分に追いつかないんだ」とイライラしてしまうことがあります。効率的に動けない人に対して感情的になり、カッとすることもあるでしょう。
このタイプの人は、頭の回転が早くても他人の気持ちを考えられない人である場合が多いです。他人の気持ちを考えていれば、「どうしてできないんだ」と言うことはありません。相手の立場になって考え、どうすれば効率的に動けるのか答えを出そうとします。
怒ってばかりでは何も解決しないことを学ばないと、短気な人がチームワークを成功させるのは難しそうです。
他人のせいにしたい
何か不都合なことがあった場合、「自分ではなく他人に責任をなすりつけたい」と思って短気になることがあります。自分が怒って感情的になることで責任を逃れ、「本当に悪いのはあの人だ」と主張するようになるでしょう。
本来であれば責任を取らなくてはならないことも、怒ることで相手を威圧し、責任がないように見せかけます。そして、責任がない人にも責任があるかのように見せることもあるはずです。
こうした方法で責任逃れをする人は、卑怯とも言えます。感情的になることで責任を逃れてばかりでは、周りからの信頼はどんどん失われていくでしょう。
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