寂しい気持ちになる原因|後編
続いては、寂しい気持ちになる原因の後半をどうぞ。こちらをチェックして、寂しくなる原因をより突き止めてみましょう。
人間の本能
人間は社会的な生き物なので、本能的に群れて生活することを好みます。古来より集団で生活しており、集団生活をしている生き物の方が生存確率が上がる傾向がありました。単独行動は命の危険が多くあったため、寂しいという感情は人間にとって命を守るための大切な感情なのです。
なので、人間には1人のときに寂しいと感じる本能が「お腹が空いた」「寝たい」という欲求と同じレベルで備わっているんですよ。そのため、自分が集団に属していないときに寂しさを感じやすい傾向があります。
親との関係やトラウマから
多くの方が、幼児期に親との愛着を形成していき、他者の愛情を感じるという経験を経て大人になっていきます。しかし、なんらかの原因でその愛着が形成されない場合があるのです。そういう方は、自己肯定感や自尊心が低くなり他者とのコミュニケーションがうまく取れず、寂しいと感じやすい性質になります。
また、大切な人から裏切られた、恋人に浮気されたなどのトラウマがある人も、「また捨てられるのではないか」という不安をどうしても抱きがちです。その結果、たとえ愛されていたとしてもその愛情を信じ切ることができず、慢性的に寂しさを感じてしまうのです。
夜の時間帯
お昼は元気に活動していたのに、夜1人で家に帰った瞬間に寂しくなった経験はありませんか?日中意欲的に明るく過ごしていると、夜は疲労が出てきやすく、集中力が途切れ、ネガティブな思考に陥りがちになります。
よく夜に書いた手紙は朝に見直しなさいと言われていますよね。人は夜になるとどうしても感傷的になってしまうからなのです。
また、夜は光がなく、深夜になると人の気配がしなくなってくるので、余計に孤独を感じやすくなります。夜に寂しいと感じて辛くなってしまう人は早寝早起きの習慣で過ごしてみてはいかがでしょうか。
身近に信頼できる人がいない
自分のことを理解してくれる人が1人でもいるととても心強いものですが、そういう存在がいない場合、寂しさを感じる原因になってしまいます。
反対に、寂しいときや不安なときに話を聞いてくれる人、そしてその話を受け入れてくれる人がいると寂しさも和らぎます。
しかし、そもそも自分の本音を話すのが苦手な人もいるのではないでしょうか。そういう方は上辺だけの付き合いになることが多く、たとえ仲のいい友達がいたとしても根本的な寂しさの解決に至ることはできません。
やはり、寂しさを和らげるためには、本音を話せる本当に信頼できる人が身近に必要でしょう。
感情を表に出せない
弱音や悩みを表に出すことができず、ストレスを1人で抱え込むタイプの人は、ネガティブな感情が発散されないので寂しく感じることが多いでしょう。話を聞いてくれる人が側にいるなら、会話を楽しむ時間を取ってみてはいかがですか?
しかし、そもそも他人に自分の話をすること自体が苦手だという方もいますよね。そういった方は、自分の感情を否定せず認め、受け入れてあげることが大切です。「こんなこと思ってはいけない」と自分が感じたことを否定していると、寂しさは解消されにくくなってしまいます。
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