人を見る目がない人の性格・特徴《後編》
人を見る目がない人は洞察力に欠けている
洞察力が足りないために、人を見る目がない状態になっている場合もあります。洞察力とは、物事の裏側を考える力のことです。人を見る目がない人は目の前にあることばかりに気を取られ、裏側に潜んでいるものを見つけられないと言えます。
例えば、表面上はたくさんお世辞を言って良い気分にしてくれる人がいたとしても、裏では「自分の都合が良いようにコントロールしよう」と考えている場合があるはず。そんな人の裏を読み取れなければ、人を見る目がないということになります。
洞察力を養うことは、相手を判断するためには欠かせません。人を見る目がない人は、裏側を読む力を持つように意識してみてください。
人を見る目がない人は相手の良い面だけを見ている
人の良い面ばかりを見ようとすると、本質を見誤ることがあります。人を見る目がない人は、悪い部分には目をつむり、良い面だけをクローズアップしようとする傾向があるでしょう。
「お金にルーズな人だけど、気さくで良い人だから信用しよう」といったように良い面ばかり見ようとしていると、相手からお金の貸し借りを依頼されたときに断るという発想が浮かびにくくなります。
「良い人だから、きっと大丈夫」という誤った信頼がお金の持ち逃げにつながるかもしれません。相手の良い面を見ることは大切ですが、人にはさまざまな面があると考えた方が良い時もあります。人を見る目がない人は、人が良すぎるとも言えるでしょう。
人を見る目がない人は失敗の経験がない
失敗の経験がないと、何が正しくて何が間違っているのかの判断をしにくくなります。成功体験しかないため、自分が誤った方向に行っているかどうかわからないのです。
人との関わりにおいても、失敗経験は重要と言えます。失敗を通して信頼できる人・信用できない人を判断する力を養えるでしょう。失敗せずに成長していくと、人を疑うことを知らない人間になり、人を見る目がない状態になってしまいます。
結果的に誰かに騙されたとしても、「あの人は信頼できる人だから騙されるはずがない」と思い込み、失敗を受け入れない場合も考えられます。しかし失敗を受け入れ、糧にすることは人生において重要であると言えるでしょう。
人を見る目がない人は限られた交友関係しかない
狭い交友関係の中だと、人を見る目を養えません。たくさんの人と交流することになった場合に相手をきちんと判断できず、騙されてしまう場合もあります。人を見る目がない人は、限られた人脈だけで満足してしまいがちなので注意が必要です。
また交友関係が限られていることで視野が狭くなり、固定観念が芽生えやすくなります。「この人は見た目が優しそうだから、きっと良い人だ」と見た目だけで判断して、失敗してしまうことも考えられるでしょう。
「自分は人を見る目がないな」と感じたら、交友関係を見直してみてください。あまりにも限定的な交友関係になっている場合は、付き合う人の幅を広げるのがおすすめです。
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