人を見る目がある人の性格・特徴《後編》
細かいところまでチェックしている
細かいところまで、きちんと確認をすることは重要なポイントです。大雑把に物事を判断していると落とし穴にはまり、戻ってこれないような事態になる可能性があります。人を見る目がある人は、細部までチェックを怠らず、自信を持って判断ができると言えるでしょう。
もし、相手に対して少しでも不審な点が見られたのであれば「100%信じるのはやめておこう」と距離を取ることが多くなります。細かいところまで確認し、本当に相手のことを信頼できた段階で、心の内を明かすはずです。
騙されることがないように、人付き合いに慎重になった方が良い局面もあります。人を見る目がある人は、石橋を叩いて渡るタイプとも考えられるでしょう。
性別や年齢問わず幅広い知人がいる
人を見る目がある人は、付き合う人を限定しません。どんな人とも関わろうとするからこそ、人を見る目を養えると考えられます。そのため、性別や年齢を問わず、幅広い知人がいることが多いです。
いろいろな人との交流があることで、「そんなにたくさんの人と知り合いですごいな」と思うこともあるはず。交友関係の広さが仕事にも活かされ、成功を収められるタイプの人もたくさんいるでしょう。
しかし、たくさんの知人がいたとしても人を見る目がある人が心の底から信用しているのは、一握りであると考えられます。人脈は広くても、一人一人を個別に判断しているので、裏切られそうな雰囲気のある人は少し距離を取る可能性が高いです。
失敗も成功もしたことがある
今までに失敗も成功もしたことがある人は、視野を広げることができます。成功体験だけでなく失敗もしているからこそ、「この場合は気をつけた方が良い」というリスク管理ができるようになるとも考えられるでしょう。
失敗をすることはマイナスなイメージを持つかもしれませんが、人生の糧になると言えます。人に裏切られたり、嘘をつかれたりといった失敗を通して、人間的に成長できるはずです。
逆に成功体験しか経験していないと、失敗したときのダメージが大きくなります。人に騙されたショックで立ち直れず、前に進めなくなることもあるでしょう。人生では、ある程度の失敗をしておいた方が精神的に強くなり、人を見る目も養えます。
人間関係に縛られずに相手を判断できる
「あの人は○○会社の御曹司だから、仲良くしておいた方が良い」「上層部にもつながりのある上司だから、きっと信頼できる」といったように、人間関係のみで相手を見ていると判断を間違うことがあります。
人間関係というフィルターがかかることで、本来の姿が見えなくなっていると言えるでしょう。人を見る目がある人は、このフィルターを取っ払い、相手の本質を判断できる力があります。
「確かに人脈は広いけど、すぐに人を裏切る傾向がある」など、隠された本質を見抜くことでトラブルを回避できるはずです。周りに惑わされず、相手自身を見ることは人を見る目を養う上で重要なことなのではないでしょうか。
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