人に心を開けない人の特徴《後編》
他にはどのような特徴が見られるのでしょうか。引き続き、人に心を開けない人に見られる特徴を見ていきます。
過去にトラウマがある
ある時人に裏切られたことがある、あるいは嘘をつかれて信用がなくなったといった過去がある人は、人に心を開きづらくなってしまうはずです。その過去の経験がトラウマになっていて、「また同じ目に遭うかも」と警戒心が高まるのも仕方ないでしょう。
この場合、過去の出来事における衝撃が大きかったと言えます。心にできた傷が大きい場合もありますが、「こんな状況になることもあるんだ」と学び、人生観が変わった人もいるでしょう。
特に、「ここ数年の間に心を開けなくなった」と明確な時期が分かるなら、ある出来事がきっかけと考えられます。無理に思い出す必要はありませんが、克服するためには過去の出来事に対する考え方を変える必要があるでしょう。
人前では自分を演じている
人に心を開けない人は、人前で自分を演じていることが多いです。
例えば人には優しく笑顔の多い人が、一人になると無表情で感情的といった二面性が見られることも少なくありません。
この場合、本来の自分は一人になった時の自分です。周りには良い人を演じているものの、実際には暗く文句ばかりなんてこともあります。
ただ、本人は決してそうしたくてしているわけではないでしょう。本来の自分を受け入れられる自信が持てないため、無理して自分を演じていることが多いようです。その結果、疲れが溜まってしまうという負の連鎖も起きてしまうのでしょう。
仕事とプライベートを分けている
仕事は仕事、プライベートはプライベートとしっかり分けている人が多いのも、人に心を開けない人に見られる特徴です。
そのため、仕事終わりの飲み会や交流会、あるいは仕事仲間と休日に会うということは滅多にしません。勤務時間以外はプライベートという認識をしているため、このように境界線が曖昧なお誘いにはのらないのでしょう。
これは、仕事に対しては義務や責任を感じているものの、プライベートは自分の時間として割り切っているからです。仕事中であれば業務上の会話だけで済みますが、プライベートの時間を共に過ごせば、相手に自分のことを知られてしまいます。
ですから、関わりを最低限にとどめているのでしょう。そのため「付き合いが悪い」「プライベートが見えない」という人が多いです。
幼少期の環境に満足できなかった
価値観や自立性、あるいは周りの人への意識といったことの多くは、幼少期にベースができます。そのため、その時期に満足した環境が得られなかった人はなかなか人に心を開けません。
例えば、「甘えたい」「話を聞いてもらいたい」と思った時に、毎回親から厳しい対応を受けたり否定されていたとします。すると、それがベースになり「人に思いを聞いてもらうことはできない」「甘えることは許されない」といった価値観が備わるでしょう。
こうした理由で心を開けない人も、意外と少なくありません。家庭環境が複雑だったり、愛情を十分に与えてもらえなかった人は、根本的に「心を開く」という概念がないとも考えられます。
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