「自暴自棄」になる人の特徴
自暴自棄は誰もが陥る可能性のある状態といえますが、特になりやすい人には次のような特徴があります。早くに対処していくためにも、状態チェックの参考にしてみてくださいね。
我慢できない性格
人は生きていくうえで、いくらかの我慢を強いられるもの。多くの人はそうした理不尽ともいえる一方的な要求に対しても、我慢によって乗り越えることができるでしょう。しかし、我慢できない性格をしていると、社会と自分との間の溝に上手く折り合いをつけられません。
これによって他人よりも強く理不尽さを感じてしまうのです。また、自分の思い通りにならないとあれば、フラストレーションはより溜まっていくでしょう。何をしても心が満たされなくなり、次第に自分に対しても攻撃的になっていきます。
他にも、自分を優先する考え方をしていると、どうにもならないことに対して諦めをつけることができません。どうにかしたいという欲求だけが空回るため、自暴自棄になるのです。
ストレスが多い
普段からストレスを溜め込みやすい、感じることが多いという人も自暴自棄になりやすいです。自暴自棄は自分を追い詰めてしまうほどのストレスを解消できていない証といえるので、ストレスが多い人は気をつけましょう。
また、ストレス解消法を身につけられていないと、自分で上手にストレスを発散できません。これによって消化する前にすぐに新しいストレスが追加されてしまうので、より自分が「苦しい」「辛い」といった状態になっていくのです。
ストレスは適度に発散していかなければ、自分自身を壊すもの。だからこそ、早くに対処しなければ自暴自棄を繰り返すでしょう。
ネガティブに考えやすい
物事をすぐに悪い方へと考えてしまう人も自暴自棄になりやすいといえます。人間誰しも未来や現状をネガティブに捉えることはあっても、上手く折り合いをつけることで前向きに考えていけるもの。しかし、何でもネガティブに考えてしまう人は、希望を持つことができません。
目の前にある不満に対してさらに悪い感情を重ねてしまうので、より泥沼にはまっていくでしょう。これではいざ抜け出そうとしても、なかなか現状から抜け出せません。
また、ネガティブに考えやすいと人からのアドバイスも棘があるように感じます。自分が責められていると感じやすいため、味方がいないように思い込んでより自暴自棄になっていくのです。
自己表現が苦手
自分の感情や気持ちを外へと表現するのが苦手な人も自暴自棄になりやすいです。何か困ったことがあれば、外へと助けを求めればいくらかは救われるというもの。しかし、自己表現が苦手だと、そもそも助けを呼ぶことができませんよね。
これによって悪い感情を全て自分の中に閉じ込めてしまうので、発散しようにも上手くできない人も多いでしょう。さらにここにストレスが追加されれば、自分の全てを投げ出したくなってしまうほど嫌に感じてしまうのは仕方のない話といえます。
また、こうならないためにも自己表現力を身につけることも大切です。周囲にSOSを出せるようになれれば、自暴自棄になることも少なくなっていくでしょう。
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