一番好きな人と結婚することのデメリット
フィルターが剥がれた時に冷めやすい
一番好きな人に対しては、ある程度のフィルターがかかっていることがあります。強い恋愛感情により相手に夢中になっているため、足りない部分や問題視すべき点に目が行きにくくなっている状態だと言えるでしょう。
結婚後、一番好きな人に対するフィルターが剥がれた瞬間に相手の欠点が気になって仕方がなくなる場合があります。付き合っていた頃は気にならなかったのに、結婚後に生活を共にするようになってから相手のさまざまな面を見て気持ちが冷めてしまうこともあるはず。
そのため、一番好きな人と結婚する時はフィルターがかかっていないか確認することが大切です。夢中になりすぎて相手の本質を見失わないようにしてください。
上下関係ができやすい
相手のことが大好きだと「何でもしてあげたい」「尽くしたい」と思うことが多くなります。相手のために何かをしようという気持ちは大切ですが、それを逆手に取られると上下関係ができやすいのがデメリットです。
一番好きな人のために尽くしていくうちに「この人は、自分の言うことなら何でもしてくれる」と相手が思うようになり、全てを任せきりにするパターンが考えられます。家事や育児を押し付けられたり、無理なお願いをされたりすることもあるかもしれません。
そんな時に「たまには私のサポートもしてほしい」と言いたくても、上下関係が出来上がってしまった後だと言いづらくなります。対等な関係を築くことが結婚生活では大切です。
自分をよく見せようとして無理しすぎる
一番好きな人と結婚すると、「絶対に嫌われたくない」という気持ちが強くなります。せっかく一番好きな人と結婚できたのに、相手に嫌われて離婚に至ってしまったら悲しいと思うのは自然なことです。しかし、嫌われたくないという気持ちが強いために無理しすぎてしまうことがあります。
「常に完璧な状態でいなければならない」という気持ちからリラックスできず、自分の家でも緊張状態が続くことがあるはず。家事や育児を完璧にこなそうとして、精神的に追い詰められてしまう場合もあります。
一番好きな人と結婚したとしても、素を見せられなければ窮屈な結婚生活になってしまうでしょう。その点をよく考えた上で結婚生活を築くことが重要です。
結婚生活を冷静に分析できない
相手に夢中になり過ぎると、自分たちの結婚生活を冷静に分析できない時があります。冷静さを失うと「夫さえいれば、後は何でも良い」と思うようになり、結婚生活の中にある問題に目を背けてしまう可能性が高いです。
しかし結婚生活の問題点から逃げてばかりいては、徐々に大きな問題へと発展していきます。価値観の違いによってすれ違いが起きていたり、妻側が我慢するようなことがたくさんあったり、といったことが続くと結婚生活がつらくなるでしょう。
自分たちの結婚生活はどうなっているのか冷静に分析し、問題点があったら改善することが幸せを掴むポイントです。一番好きな人と結婚した場合も、そのことを忘れないようにしてください。
嫌なことをされても許してしまう
相手からモラハラを受けたり、DVに近いようなことをされても「一番好きな人だから怒れない…」と思ってしまうこともデメリットの1つです。「私が許せば、この人と結婚生活を続けられる」という考えから我慢することが増えていきます。
しかし嫌なことをされても許す状態が続くと、夫の行動はエスカレートしていく可能性が高いです。「この人は何をしても許す」という気の緩みから、傷つけるようなことを言ったり、浮気をしたりといった事態に発展する場合が考えられます。
どんなに相手のことを「この世で一番好きな人だ」と思っていたとしても、全てを許すのはお互いのためにならないと思っておくことも幸せな結婚生活のためには必要です。
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