「根暗」な人のデメリット
しかし、どんな人にも長所と短所があるように、根暗な性格にもデメリットはあります。根暗な人に対する理解を深めるためにも、どういったデメリットや短所があるのかチェックしていきましょう。
周りから不愛想な人と思われやすい
根暗な人のデメリットとしてまず挙げられるのが、周りから無愛想な人と思われやすいことです。
これまでご紹介してきたとおり、根暗な人は普段あまり人とのコミュニケーションを取らなかったり、人との接し方がわからずに変な態度を取ってしまったりすることが多い傾向にあります。そのため、周りから不審がられたり、無愛想に見られたりすることがあるのです。
コミュニケーションが苦手であるゆえに言葉数が少なく「何を考えているのかわからない」
と思われやすいことや、人と目を合わせられない、ぼそぼそ喋るなどの特徴が、無愛想と思われる原因となっていることもあります。
多人数で集まることが苦手
基本的に1人で何事もこなせる根暗な人ですが、多人数で集まることには苦手意識を持っている人がほとんどです。人前に立つと緊張したり劣等感を覚えて上手く動けなかったりすることが多いため、多人数の中ではあまり本領を発揮することができません。
また、どんなに仲が良い人と一緒に過ごしていても、もともと「誰かに合わせて行動する」ということに慣れていないため、やや自分勝手に見える振る舞いを取ってしまうことも多いでしょう。
根暗な人は1人で過ごすプロではあるものの、他人がいる場では調子が狂ってしまい、上手く立ち回ることができなくなってしまうのです。
スポーツに苦手意識がある
スポーツに対して苦手意識を持つ根暗な人は少なくないでしょう。もちろん、中には根暗だけどスポーツは好きという人もいるため、一概には言えません。
ただ根暗な人の中には、「幼少期に体育の授業などで運動神経の悪さを指摘されたり、からかわれたりした経験を持っていて、それが劣等感やコンプレックスとなり、結果的に根暗な性格になってしまった」という人も珍しくありません。
また、一般的には「体育会系=明るくて元気」というイメージがあるため、自分とは真逆と感じ無意識に苦手意識を抱いてしまうのも、理由のひとつでしょう。
一人で考え込んでしまう
一人でいることに慣れすぎてしまい、悩みごとを自分だけで抱え込んでしまいやすいのも、根暗な人のデメリットです。
困った時に誰かを頼ったり、ストレスを感じた時に友達に話を聞いてもらうという人は多いでしょう。根暗な人には、そのように人を頼ったり、人に相談するという選択肢がないため、色んなことを一人で抱え込んでしまいやすいのです。
また、人と接していない分、他人の価値観などに触れる機会が少ないのも事実でしょう。そのため、何か悩みごとがあっても、自分の考えや価値観の中だけでしか答えが出せないことも少なくありません。
いつまでも自分の中で悩みを抱え続けることが、結果的にストレスや自己肯定感の低下に繋がってしまうことも多いでしょう。
親しい人ができにくい
あまり人と接しないということは、誰かと親しくなる機会が少ないということを表します。そのため、根暗な人の多くは親しいと思える人がほとんどいません。心許せる友人や、一緒に趣味を楽しめるような存在がいないということも、実は珍しくないのです。
もちろん、中には少ないコミュニケーションの中で関係を築き、仲の良い人と楽しく過ごしているという人もいます。しかしそれも、相手に興味を持ったり、少しでも積極的に仲良くなろう、コミュニケーションを取ろうという意思があったからだと言えますよね。
そんな意思や心がけが芽生えない限り、親しい人ができる可能性は、残念ながら低いのが事実なのです。
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