怒らない人とは真逆!すぐ怒る人の特徴・心理
では逆に、すぐ怒る人にはどんな特徴があるのでしょうか?これを知ることで、身近にいる怒りっぽい人の本性がわかるかもしれませんよ。
人にバカにされたくない
プライドが高く、人にバカにされたくない人は怒りっぽい傾向があります。ちょっとバカにされたと感じたら、すぐに怒りを抱いてしまうわけですね。
このタイプも、根っこの部分には被害意識があります。自分が相手を怒って攻撃しているのは、まず自分が被害に遭ったからだという意識があるのです。
しかし、些細なことで被害意識を抱いてすぐに人を叱りつけるようでは、周りから嫌われてしまいますよね。少々バカにされても問題ないように、自信を付ける必要があるでしょう。
劣等感が強い
先ほど解説したことと関係しますが、劣等感がある人はすぐに自分はバカにされたと感じがちです。常に自分は人より劣っているという意識を抱いているため、バカにされることでその部分を刺激されると激しく反応してしまうのです。
どうして劣等感が強くなってしまったのかは人それぞれです。何か大きな失敗体験がトラウマになっていることもあれば、誰かにバカにされた経験が原因になっているのかもしれません。
いずれにしても、劣等感が強い人が怒りを覚えるのは、そうした自分の傷を守るためと言えます。こうして見ると、怒りっぽい人はただ迷惑なのではなく、可哀想な人なのかもしれませんね。
意外と小心者
怒りっぽい人は態度が大きいので、肝が据わっているように見えますよね。実際、自分は気弱だからあんなに堂々と怒れる人は羨ましい、と感じたことがある人も多いでしょう。
しかし、怒っている人が豪胆かと言えば、そうとは限りません。なぜなら、これまで紹介してきたように、怒りっぽい人の心の根っこの部分には自分の身を守りたいという気持ちがあるからです。
臆病で小心者だからこそ、些細な刺激に対して全力で抵抗しなければならず、それが怒りになって現れるわけですね。したがって、自分より弱い立場の人によく怒る人は、自分より強い人にはこびへつらう傾向があります。
完璧主義
怒りっぽい人の中には、仕事で優秀な成績を収めている人もいます。なぜなら、完璧主義であることが多いからです。
怒りっぽい人は人の欠点がすぐ目に付く傾向にありますが、これは自分についても同じ。自分の欠点を許せない性質があるので、仕事も完璧にやりたがる傾向があるのです。
ただし、これは怒られる方から見れば結構辛い部分でもありますよね。完璧な人に怒られてしまうと、ぐうの音も出なくなってしまいます。やはり、少しくらい欠点があって、それを許し合える関係性が理想的なのではないでしょうか。
日頃からストレスにさらされている
先ほど、怒りはある一定のラインを超えると爆発することを紹介しました。つまり、普段はリラックスしていて怒りを発散できる人よりも、日ごろからストレスをため込んでいる人のほうが怒りっぽくなるということです。
たとえば、職場では責任ある立場についている人のほうが怒りっぽくなりがちです。立場が低い頃はプレッシャーも少ないですが、高くなるにつれて気にすべきことが増えるので、ストレスを蓄積させてしまうのです。本人の性格だけでなく、働き方などにも原因があると言えるでしょう。
論理的な思考が苦手
怒りっぽい人は論理的な思考が苦手なことがあります。というのも、冷静に考えてみれば一概に怒れない場面というのはたくさんあるからです。
一つの出来事の背景には、いろんな原因が隠れています。誰かが悪いように見えても、他の要因もたくさん絡んでいるのです。そういったことに目を向ければ、誰かの失敗を見ても、その人だけのせいにしようとは思わないでしょう。
しかし、論理的に物事を考えられず感情で行動を決める人は、すぐに怒ってしまいます。誰々が悪いと、すぐに決めつけるのです。一歩下がって冷静に状況を理解するよう努めなければなりませんね。
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