人の好き嫌いが激しい事を克服するには?≪後編≫
嫌いと思った人との共通点を考える
実は、自分と共通点がある人に対して嫌悪感を感じることがあります。これは同族嫌悪と呼び、同じような性質や趣味を持っている人に対して嫌悪感を抱く現象です。
そのため、相手に対して「嫌いだな」という感情を抱いたとき、その人との共通点を考えてみてください。意外と共通する点が見つかるかもしれません。その場合は「同族嫌悪なんだな」と思えば、気持ちの整理をつけやすくなります。
また相手に対して嫌いと思った部分は、もしかしたら自分の欠点である可能性もあるでしょう。自分自身を見直す機会を設けて、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。欠点を克服できれば、相手を嫌いになることはなくなると考えられます。
嫌いな人を反面教師だと思う
どんなに努力をしても、どうしても相手のことが好きになれない場合があります。相手が倫理に反することをしていたり、嫌な気分にさせるようなことを言ってきたりすると、嫌いになってしまうのは仕方がないことです。
そんなときは、嫌いな人のことを反面教師だと思ってください。「自分はこんな人にならないようにしよう」と思うようにすれば、嫌いな人から学べるところはたくさんあるはずです。相手にされて嫌だと感じたことを他の人にしないようにすれば、人間的な成長につながります。
反面教師だと割り切れば、嫌いな人と付き合うのが苦になることは少なくなるでしょう。人生経験だと思って受け入れてみてはいかがでしょうか。
自分にも至らない点があると考える
好き嫌いが激しい人は相手の悪い部分に目が行きがちですが、自分にも悪い部分があることを意識することが大切です。完璧な人はいないと考え、「自分にも悪い部分があるし、相手を責められないな」と思うようにすれば、好き嫌いが激しい状態から抜け出しやすくなります。
自分にも至らない点があるのに、相手に完璧を求めるのは酷なことです。自分を棚に上げて、相手を査定し、勝手に好き嫌いを決めるのは失礼なこととも言えるでしょう。そのため、好き嫌いが激しい人は、自分自身の言動を振り返ってみるのがおすすめです。
好き嫌いが激しい感情をコントロールする
感情的になりがちなのは、好き嫌いが激しい人が直しておいた方が良いポイントです。すぐに感情的になることで、好きな人と嫌いな人に対する態度が極端になります。相手に対する嫌悪感が抑えきれず、嫌な態度をとってしまうこともあるでしょう。
円滑な人間関係を作るためには、理性的になることが大切です。「嫌だな」と思うことがあったとしてもグッと我慢して、感情的にならないことを意識してみてください。
自分の感情をコントロールすることができれば、好き嫌いを露わにすることも少なくなります。自制心を大切にして、人と接するようにしていきましょう。
嫌いな人との過去のトラウマを払拭する
過去に嫌いな人とのトラウマがあったために、好き嫌いが激しくなる場合があります。例えば派手な見た目の人たちにイジメを受けていた場合、その後の人生でも派手な人たちに対して嫌悪感を抱きやすくなるでしょう。
実際にイジメをしていた人とは全く違う人でも、見た目が派手だからという理由で避けるようになります。本当は仲良くなれる人だったかもしれないのに、自らその機会をダメにしている可能性もあるはず。
そのため、過去に人間関係でトラウマがあった場合は乗り越えるようにしてください。また、トラウマを受けた人と似ている部分がある相手がいたとしても、全くの別人だと考えることも重要です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!