人の好き嫌いが激しい人に共通する特徴｜人間関係を円滑にするには？

人の好き嫌いが激しい人には、他にもいろいろな特徴があります。身近に好き嫌いが激しい人がいる場合や、自分が好き嫌いの激しい人だと自認している場合は、思い当たるものがあるはず。どのような特徴があるのか具体的に紹介するので、参考にしてみてください。

好きな人に対してはとても優しい

嫌いなものがはっきりしているのと同じように、好きなものもはっきりしているのが好き嫌いが激しい人の特徴です。一度好きだと感じたら、その人に対して入れ込むことが多くなります。

嫌いな人に対しては冷たい態度をとりますが、好きな人には全く正反対の優しい一面を見せてくれるでしょう。「こんなに大切にされて大丈夫なのだろうか」と相手が不安になるほど、精一杯尽くしてくれることがあります。

しかし好き嫌いが激しい人は、ちょっとした変化で好きな人のことが嫌いになることも。「いつ嫌いになられるかわからない」という恐怖と戦いながら、好き嫌いが激しい人と付き合わなければなりません。

感情的になりやすい

好き嫌いが激しい人にとって、嫌いな人の存在は本当に耐えがたいものです。「同じ空気を吸っているだけでも嫌だ」と思い、すぐに感情的になってしまいます。嫌いな人がそばにいるだけで、急に態度が悪くなることもあるでしょう。

一方で、好きな人に対しては好きな感情を隠そうとしません。周りが驚くほど好きな人にべったりくっついていることもあります。

このように、好き嫌いが激しい人は相手に対する気持ちを露わにすることが多く、感情的になりやすいです。嫌いな相手に怒りを覚えたら徹底的に糾弾しますし、自分の思い通りにならないと急に不機嫌な態度になることもあるでしょう。

感情的になるたびに、周りに迷惑をかけることになります。

第一印象で決めつける

好き嫌いが激しい人は、最初の印象で相手のことを「好き」か「嫌い」かで分けることがよくあります。第一印象で自分の嫌いな一面が見られたら、「この人は嫌いな部類だから、付き合いたくない」と態度に出すことが多いです。

反対に、相手に悪い部分が見つからず好きになることができたら、とても親気に接してくれるでしょう。初対面の人に対する態度の違いがあまりにもあからさままので、周りの人から引かれてしまうことも。

しかし、人は第一印象だけでは決まらないこともあります。最初は苦手だと思って、実は好みの人だったということもあるでしょう。第一印象で決めてばかりでは、せっかくの出会いが無駄になりそうです。

協調性がない

嫌いな人のことは避け、好きな人とばかり一緒にいようとする人の場合、協調性を感じられないことがあります。本来であればチームワークを発揮しなければならない局面で、「あの人のことは嫌いだから、自分は仲良くしたくない」とわがままを言うこともあるはずです。

そのため、好き嫌いが激しい人がチーム内にいるとみんなで協力して仕事をするのが難しくなります。好きな人とだけ協力しようとするので、チームが一丸となることができません。

協調性のない人が一人でも内部にいると全てがうまくいかなくなり、チームが破綻してしまいます。好き嫌いが激しい人は自分が輪を乱していると自覚できなければ、状況を改善するのは難しいです。