「取り越し苦労」をする原因とは?
その原因をしっかりと見つめなおすことで、自分を変える方法やきっかけが見つかります。今の自分を変えたいなら、原因を探ってみましょう。
未来に対する不安
取り越し苦労をしてしまうのは、未来に対する不安が大きいからです。将来や未来といったものは、誰にもその詳細が分かりません。だからこそ、「どうなるか分からない」「この先も平和とは限らない」という不安を感じてしまうのです。
これによって悪いことばかりを考えるようになり、起こり得ないことにまで余計に思考を張り巡らせます。また、悪いことばかり考えるからこそ、さらに不安も強くなるでしょう。
確かに、未来に対して「大丈夫」と断言することはできません。しかし、不確かな不安ばかり抱えていても、明るい未来はやってこないでしょう。
過去のトラウマが原因
過去に心の傷になるような出来事に会っていると、取り越し苦労をするようになります。例えば、「あの時準備していれば」「もう少し慎重になっていれば」など、自分の行動や行為に対して後悔していることはありませんか?
こうした後悔が強いと、「今度はそんな思いをしたくない」と強く願うようになります。その結果、あれこれと未来のことを考えすぎてしまい、不安を抱えてしまうのです。
事前準備としてさまざまなパターンを考えることは大切ですが、考えすぎても結果が出ないこともあります。そうしたものに割り切る気持ちを持たないと、今後も過去のトラウマからは抜け出せないでしょう。
強い警戒心
他人に強い警戒心を持っているのも取り越し苦労をする原因といえます。他人を信じることができないと、ついつい攻撃的な思考が生まれるもの。「あの人は自分を敵対視している」「悪いことを言われている」など、ありもしないことにばかり思考を巡らせるでしょう。
しかし、現実は自分が思っているほどのものではありません。自分の思い込みによってそう感じてるだけのことも多いため、改めて周りを見渡すことも大切です。
強い警戒心は時として自分を守ってくれるものですが、持ちすぎれば自分を孤立させます。取り越し苦労を悪化させかねないものだからこそ、もう少し周囲に対する柔軟さを持ちましょう。
考えることが癖になっている
考えることが癖になっているのも取り越し苦労をする原因です。人は日々何かに対して考えを張り巡らせていますが、時に何も考えない時間があるからこそ脳を休めることができます。しかし、考えることが癖になっていると、常に頭はフル稼働状態です。
これによって頭が疲れてしまい、疲労感から悪いことを考えるように。人は疲れが溜まっているほど悲観的になりやすいため、必要のないことまで考えて不安を感じてしまうでしょう。
そのため、取り越し苦労をやめるには考えない時間も必要です。あえて頭の中を真っ白にすることで、思考のリセットができるようになります。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!