皆が虚無感を感じる瞬間《前編》
ここでは、様々な人がどんな時に虚無感を感じるのかを、前編と後編にわけてご紹介していきます。
自分にも当てはまる瞬間がないか、みていきましょう。
失恋した時
片思いでも両想いでも、恋が終わった時に、心にぽっかりと穴が開いた感覚になる事ってありますよね。自分のあらゆる感情を注いだ恋が終われば、自分の中の何かが抜け落ちた感覚になっても、当然なのかもしれません。
自分の感情の行き場もなくなり、好きな人も離れてしまうことで、自分そのものの存在価値が見出せなくなってしまうのです。そして、強い虚無感に襲われてしまうことになります。
特に、恋愛に重きを置くタイプの人は、失恋のたびに虚無感に襲われやすくなるようです。周囲からしてみれば「たかだか失恋」でも、本人にとっては、自分の全てである分、訪れる虚無感も大きいのです。
映画やドラマを見終わった時
楽しみにしていた映画や、ずっと見続けていたドラマが終わってしまった時にも、虚無感に襲われる人がいます。
長く続けていたことが終わった際に訪れる『燃え尽き症候群』と違って、脱力感の他にも感情がごっそり抜け落ちた感覚になるようです。
ストーリーの内容によっては、感情共鳴する人もいるでしょう。そういった場合、ドラマが終わってしまっても、その世界観から抜け出せなくなります。
「楽しかった!」という終わりではなく、ずるずる引きずる事で「考えても仕方ないのに…」と虚無感を感じることになるのでしょう。
多忙な日々が続いた時
生活の軸となる仕事には、様々なものがありますよね。男性の場合は会社仕事が主ですし、女性には家事や育児など終わりのない仕事が存在します。
そして、やってもやっても終わらない多忙な日々が続き、自分に自由や寛ぎがないと感じた時、虚無感を感じてしまうようです。
「これってなんの意味があるの?」「こんなに頑張ってるのに意味ないじゃん」など、自分の頑張りに価値がない気がして、一気に意欲を失ってしまうケースも珍しくはないかもしれません。
大切な人を亡くした時
虚無感とは、全てに意味を感じられなくなること。とても大切に思っていた人を失った時、生きていることに意味を感じられなくなる人もいます。
大切な人を失った時には、生と死の問題にダイレクトに触れることになりますよね。「あの人を失って生きていても仕方ない」と、自分の生にまで意味を感じなくなるのは、まさに生死の理に直面しているから。
そして、いなくなってしまった人の面影を追いかけることになります。それまで埋まっていた部分に穴があき、埋めてくれていた人がいないとなると、自分でどうすればいいのかもわからなくなってしまうのです。
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