理不尽な上司の特徴《後編》
無駄な指示が多い
仕事ができる上司ほど、理不尽な理由で部下を振り回したりはしないでしょう。理不尽な上司というものは、基本的に仕事ができない人なんだと思っておいてください。
的確に必要な指示を出すのが、デキる上司の特徴なのですが、理不尽な上司は、指示の仕方もとんちんかんであることが多いのです。
肝心なことは言わないのに「この資料、ここにアンダーラインを引いて」など、しなくても問題のない仕事を要求することも珍しくありません。
急ぐ仕事がたくさんある中で、不必要で無駄な指示がちょくちょく入ってくるとイライラしますし、時間もかなりロスしてしまいます。
部下たちが「暇なの?もっと他にすることがあるでしょう」という気持ちになってしまうのは無理もありません。
不満ばかり口にしている
デキる上司は、仕事に対して不満があれば、さらに上の上司に相談しますし、何とか改善できないか自分で試行錯誤するものです。一方、理不尽な上司は、自分の上司に反発することも、自分で状況を改善することもありません。
人間ですから、不満を持つことも不満を口にすることもあるのは当然ですが、理不尽な上司の場合、改善を試みずに延々と不満ばかり口にしているだけなのです。
結局、状況が改善されることはなく、その不満を今度は部下たちにぶつけたり、押し付けたりすることになるでしょう。理不尽な上司といると、部下は士気が下がってしまい、仕事への情熱ややる気がなくなることも懸念されてしまいます。
偉そうな割に仕事ができない
仕事ができる人であるなら、サッサと仕事をかたずけてしまうでしょう。理不尽な上司が面倒な仕事、大変な仕事を部下に丸投げするということは、仕事に対してやる気がないのはもちろん、その仕事をやり遂げる自信がないと判断して間違いありません。
偉そうなことを言ってばかりいるのは、単に威張っているだけではなく、自分への自信のなさが原因だと考えられるのです。
自分ができないことを認めたくない、でもできないから誰かにしてほしい、その心理が働き、部下への高圧的な態度へと繋がっていくのでしょう。
行き過ぎてセクハラやパワハラになっていることも
理不尽な上司だと一言に言いますが、理不尽な上司を通り越して、セクハラやパワハラになってしまっている人も少なくありません。
怒鳴りつけたり、人格を否定することを言ったり、言いがかりをつけたり、あるいは体を触ったり、卑猥な言葉を浴びせたりする厄介な上司がそうです。
このレベルになると、理不尽な上司というより、セクハラ上司、パワハラ上司だと言えるのですが、本人はセクハラ・パワハラだと認識していないケースも多いでしょう。
注意することそのものは問題ありませんが、何も怒鳴る必要はありませんよね。また、会話をすることはあっても体を接触する必要はありません。
このような特徴を持つ上司がいたら、早急に対処していく必要があります。
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