感情的な人の「心理」とは
自分が感情的なタイプと自覚のある人にとっては、痛いところを突かれているような気分になるかもしれません。でも、この心理であり本音である部分を見ないことには、自分自身と本当の意味で向き合うことはできないのです。
また、感情的になりがちな人の心の内を想像してみることで、周りの人も彼らが何を求めているか知り理解することにつながるでしょう。「ただイライラしている面倒な人」とは違った見方ができれば、関係性も変わってくるのではないでしょうか。
自分の気持ちを察してほしい
感情的になってしまうのは、自分の気持ちを冷静に言葉で相手に伝えるのが苦手だからとも考えられます。その奥には、「気持ちをわかってよ」「察してほしい」という訴えがあるのでしょう。激しく感情をぶつけるのは、「どうしてわかってくれないの!」という叫びなのです。
幼い頃に気持ちを察してもらった経験が欠けていたせいで、大人になってから追従体験をしているのかもしれません。あるいは過保護で察してもらうのが当たり前だったというケースも多いです。何らかの背景により、「察してもらいたい」という心理となっているのでしょう。
自分の思い通りにしたい
自分の思い通りにしないと気が済まない。思い通りになるのが当たり前。このような心理があると、気に入らない、納得できないからごねるという行動を容易に起こせます。まるで子供のような思考ですが、大人になっても自己中心的な考えを持ち続ける人は多いのです。
思い通りにするために自分が努力を伴う行動をするという考えではなく、周りを動かすことで自分の思いを通そうとします。感情的にキレて周りを恐れさせることで周りの人間が歩み寄ってくれた方がラクというのが本音なのでしょう。
人の気持ちより自分の気持ちが優先
思い通りに生きられたら…という願いは誰もが持っているのではないでしょうか。でも、そこには人との関係性が絡んできます。自分のことばかりではなく人のことも考えて、時には自分を抑えたり妥協したりと、気持ちに折り合いをつけながら生活しますよね。
でも、感情的な人の場合は自分がヒステリックにわめいて相手がどう思うかという想像力が抜け落ちています。つまり、人の気持ちを考えていないのです。
余裕がないせいなのか性格上の問題なのかはわかりませんが、自分の気持ちが優先という心理のため感情的になれてしまうのですね。
いつも満たされない
心のキャパというのは人それぞれ違います。怒りの沸点が人によって違うように、満たされ方も違うのです。小さな幸せでいつも心が満たされている人もいれば、欲が深く不満の方が大きくいつも満たされないという人もいるでしょう。
この満たされない気持ちはイライラを招きやすいです。いつも不満を抱えている、幸せを感じられないというような心理状態では感情的になりやすいのも当然ではないでしょうか。求めているのに満たされないという心理が大きな原因となっているのだと考えられます。
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